忙しい人の味方!「定額自動振込」ってどんなサービス?

「月末の振込、また忘れてた…」「副業の売上、ちゃんと貯金できてないかも」
そんな小さな“困った”を感じたこと、ありませんか?
そんな時に便利なのが、定額自動振込サービス。これはあらかじめ設定した金額・振込先・日付にしたがって、銀行が毎月自動でお金を送金してくれる仕組みです。
たとえば、こんな場面で役立ちます:
- 副業の売上を、毎月決まった日に貯蓄用口座へ移したい
- 家族への仕送りを、忘れずに毎月届けたい
- 投資用資金を証券口座に定期的に移したい
手動での振込作業が不要になるので、忙しい人にとってはかなりの時短に。しかも、銀行によっては無料で利用できる場合もあります。
● 忙しくて振込をつい後回しにしがち
● 家計管理を仕組み化したい
● お金の流れを自動化してストレスを減らしたい
次は、どの銀行がこのサービスに対応しているのか?
無料回数や機能の違いを比較していきましょう。
どこで使える?主要ネット銀行の対応状況を徹底比較

自動振込機能はすべての銀行で使えるわけではありません。
ネット銀行のなかでも、対応状況や無料の振込回数にかなり違いがあります。
そこで、よく使われている3つのネット銀行を中心に、対応状況をわかりやすく比較してみました。
銀行名 | 定額振込の有無 | 無料振込回数/月 | 主な特徴 |
---|---|---|---|
住信SBIネット銀行 | あり | 最大20回(ランクに応じて) | 目的別口座と連携して管理しやすい。アプリも使いやすい。 |
GMOあおぞらネット銀行 | あり | 最大10回(条件あり) | 法人口座にも対応。シンプルなUIで設定しやすい。 |
楽天銀行 | なし | ― | 定額振込機能は未対応。ただし楽天証券連携など資産運用向き。 |
このように、「定額自動振込が使える銀行」は一部に限られます。特に副業や投資、仕送りなどに活用したい場合は、対応している銀行を選ぶのが必須。
無料振込回数は「条件付き」なことが多いです。たとえば、SBIの場合は「スマートプログラム」というランク制に応じて回数が決まります。
まずは、自分の使い方に合った銀行を選ぶことが、自動振込を最大限に活かすコツ。
こんな使い方が便利!活用アイデアとリアルな設定例
定額自動振込は、ただの「便利機能」ではありません。日常のルーティンを“自動化”できる、立派な生活改善ツールなんです。
ここでは、実際に多くの人が活用しているシーンと、私自身が使って便利だった例を紹介します。
- 💼 副業の収入管理
メイン口座に入った副業収入を、毎月1日に貯蓄専用口座へ自動で移動。使いすぎを防げて◎。 - 🏠 家族への仕送り
実家の親に毎月10日に決まった額を送金。忘れずに送れて、手間もゼロ。 - 📊 投資・資産形成
証券口座やつみたてNISA用口座への定期送金に活用。積立額を設定して自動で送金。 - 🧾 家計の仕分け
給料日に「食費」「光熱費」「趣味用」などの口座に自動で振り分け。封筒分け家計のデジタル版!
私は副業の振込が毎月25日なので、翌月1日に貯蓄口座に自動送金するように設定しています。
「忘れずに移す」というメンタル負荷がゼロになっただけで、管理がすごくラクになりました。
設定に不安がある方も大丈夫。実は、操作はとてもカンタンなんです。
次は、住信SBIネット銀行を例に、実際の設定ステップを画像つきで見ていきましょう。
どう使えばおトク?定額自動振込×ネット銀行の賢い組み合わせ術
せっかく定額自動振込を使うなら、ネット銀行の他の機能と組み合わせて、もっと賢く活用しませんか?
ここでは、筆者が実際にやってみてよかった「おトクな使い方のコツ」を紹介します。
- ✅ 無料振込回数は余さず使う!
住信SBIネット銀行やGMOあおぞらネット銀行などでは、ランクに応じて月5〜20回の無料振込枠があります。
→ 定額振込でその枠をムダなく使うのがポイント。 - ✅ 自動振込×目的別口座で“デジタル封筒家計”
給料日に自動で「食費」「貯蓄」「趣味」などのサブ口座へ振り分け。
→ お金の使いすぎを自然に防げて、予算管理がラクに! - ✅ 投資口座と連携して資産形成を加速
住信SBIネット銀行とSBI証券、GMOあおぞらとGMOクリック証券などは連携◎
→ 自動振込で毎月一定額を証券口座に送れば、つみたて投資の習慣化にもつながります。
毎月25日にメイン口座から「貯蓄」「光熱費」「趣味費」に自動で分配し、
SBI証券にも1万円を定額振込。完全自動で、家計も投資も整います。
「ただ送金するだけ」にとどまらず、銀行の強みを活かした“仕組み化”にすることで、暮らしの効率や節約効果がグンと高まります。
使い方次第で、家計も資産もより良く整う。
定額自動振込は、まさにそんな“縁の下の力持ち”的な存在です。
意外な落とし穴も?設定時の注意点とQ&A
便利な定額自動振込ですが、設定前に知っておかないと困るポイントもいくつかあります。
ここでは、実際によくある疑問やトラブル例をQ&A形式でまとめました。
- Q:口座の残高が足りなかったら?
A:振込は実行されずスキップ扱いになります。住信SBIネット銀行などでは、アプリにエラー通知が届くので確認を。 - Q:振込日は途中で変えられる?
A:変更できます。ログイン後の定額振込設定メニューから、日付や金額、送金先の編集がいつでも可能です。 - Q:複数の自動振込を設定したい!
A:可能です。銀行によりますが、住信SBIネット銀行では最大20件まで設定できます。 - Q:手数料はかかる?
A:基本は無料ですが、無料回数の上限を超えると手数料が発生するので注意。ランク制により変動します。
・給料日前に振込日を設定 → 残高不足でエラーになる
・目的別口座に送金しすぎて生活費が足りなくなる
→ 振込日は余裕を持って設定し、全体のキャッシュフローも意識しましょう。
不安な場合は、まずは1件だけ設定して試してみるのがおすすめ。実際に使ってみると、「これは便利!」と感じるはずです。
まとめ|振込の“自動化”で、もっと自由な家計管理を

「振込の自動化なんて、ちょっと面倒そう…」
最初はそう感じていた私も、実際に設定してみると
「これ、もっと早くやっておけばよかった!」と思ったほど快適になりました。
毎月の振込が自動化されると、
- 忘れない
- 時間が取られない
- 気持ちにも余裕ができる
これは、単なる時短ではなく、家計やお金との向き合い方を“仕組み化”できるということなんです。
無料振込回数の範囲で、気軽に始めてOK。
「副業→貯金用口座」や「毎月の仕送り」から始めるのが定番です。
ネット銀行の便利な機能を活かして、
もっと自由でストレスのない家計管理を始めてみませんか?