米の値段が下がらない!どうする?

最近、「お米が安くなったとは聞くけど、自分の行くお店は値段がほとんど変わらないな…」と感じている方、多いのではないでしょうか。
先日、たまたま行った先のホームセンターで運よく備蓄米を買うことが出来ましたが、それも1回切りのラッキーでした。
それからは備蓄米に二度とお目にかかれていません…。運を使ってしまった気分です。
そんなこんなで、スーパーに行くたびに普通のお米の値段を見ては、ほぼ値段が下がっていない状況に毎回がっかりして帰る私です…。
一体、いつになったら値段は下がる!?
むしろ、また高くなるんじゃない?(ガクブル…)
そう、特に2024年後半から2025年にかけては、天候不順による不作や生産コストの上昇(そして政策)が影響して、米の価格がじわじわと上昇しました。
たとえば…
・2023年には5kgで2,800円だったものが、
・2025年には5kgで4,600円台まで上昇している商品も。
(筆者の近所のスーパー調べ)
お米は「主食=毎日食べるもの」だからこそ、この値上げ幅はかなりイタイ!!!
節約を考えるなら、まずは日常的に使う“主食”から見直すのが一番効果的。
でも、お米に代わる主食って? 本当に安くなるの? 美味しく続けられるの?
そんな疑問に答えるために、この記事では主食の中でも定番の4種類をピックアップして、コスパ・調理のしやすさ・保存性まで徹底的に比較してみました!
主食4つのコスパを徹底比較|1食あたりの金額は?

さっそく、代表的な主食4つ「米・パン・パスタ・うどん」のコスパを比べてみましょう。
ここでは、1食あたりのコスト目安をざっくり試算してみました。
1食あたりのコスト比較(2025年の平均価格から算出)
- 白米(150g)… 約35〜40円
- 食パン(6枚切り1枚)… 約22〜28円
- パスタ(乾麺80g)… 約30〜35円
- 冷凍うどん(1玉)… 約25〜30円
こうやって比べてみると、食パンやうどんの安さが際立ちますね。
特に食パンは1斤(6枚)で150〜170円前後のものが多く、コスパは非常に優秀です。
ただし! 安ければいいって話ではありません。
以下のようなポイントも一緒に考えたいところです👇
- 腹持ちはどうか?
- 栄養バランス
- アレンジのしやすさ
- 飽きずに食べられるか?
腹持ち・調理の手間・栄養バランスの比較
食品 | 腹持ち | 調理の手軽さ | 栄養バランス |
米 | ◎ | △(炊飯に時間) | ◎(食物繊維、ビタミン) |
食パン | △ | ◎(そのまま食べられる) | △(糖質偏り) |
パスタ | ○ | △(茹で8分) | 〇(糖質+たんぱく質) |
うどん | △ | ◎(冷凍レンチン) | △(糖質多め) |
腹持ちや栄養を重視するなら「米」がベスト。
ただし、調理時間がネックになる場合は、うどんやパンで手軽さを重視するのも一つの選択肢です。
それぞれの主食にはメリット・デメリットがあるので、「とにかく安いからコレ!」と決めつけずに、総合的なコスパで考えることが節約成功のポイントです。
コスパだけじゃない!保存性・調理の手間もチェック
「1食あたりが安い」だけでは、節約にはつながらないこともあります。
保存しにくい・すぐ傷む・調理に手間がかかるとなれば、結局ムダになってしまうことも。
そこで今回は、主食4つの保存性と調理のラクさも比べてみました!
保存性・調理のしやすさ比較
- 白米:
⇒ 精米後は空気・湿気・温度変化に弱く、1ヶ月程度が目安。冷蔵・冷凍保存も必要。
⇒ 炊飯に時間がかかる(30〜40分)が、まとめて炊いて冷凍すれば◎ - 食パン:
⇒ 常温保存OKだが、夏場はカビやすい。冷凍すれば長持ち。
⇒ トースターで簡単に食べられて◎ - パスタ:
⇒ 乾麺なら常温で長期保存OK。冷蔵庫不要!
⇒ 茹でるのにやや時間はかかる(7〜10分)が、放置でOKな手軽さあり。 - 冷凍うどん:
⇒ 賞味期限は長めで、冷凍庫にストックしやすい。
⇒ 電子レンジ調理可で圧倒的にラク!
中でも「パスタ」と「冷凍うどん」は保存・調理のバランスがかなり優秀。
どちらもまとめ買いしておいて損はありません。
逆に、お米は大袋で買うと管理が大変。
虫・湿気対策が必須なので、こまめに買うか、しっかり保存容器を使う必要があります。
「保存が効く」「すぐ作れる」というポイントも、忙しい毎日にはかなり大事なんですよね。
私のおすすめはこれ!家庭でも節約しやすい主食とは?
正直、どの主食にも「安い!」「便利!」と思えるポイントがあります。
でも、筆者がいろいろ試してみてもっとも節約しやすいと感じたのは…
それは、冷凍うどんです!

理由はシンプルで、美味しい!調理がとにかくラク!適当に作っても失敗しない!
冷凍庫から出してチンするだけで完成。
洗い物も少ないし、料理が面倒な日でも気軽に使えます。
さらに、冷凍うどんはアレンジも豊富!家にあるものをちょっと加えるだけで、いろんなバリエーションが楽しめるんです。
我が家でよくやるうどんアレンジ例:
- 冷やしぶっかけ(めんつゆ+薬味)
- カレーうどん(残り物のカレーを活用)
- 焼きうどん(野菜炒めと一緒に)
- 卵とじうどん(出汁+卵でやさしい味)
1玉25円〜30円でこの満足感なら、かなりコスパ優秀だと思います。
とはいえ、うどんばかり食べると栄養が偏りやすいのも事実…。
だからこそ、「節約しやすい主食をベースに、日替わりで変化をつける」のが長続きのコツです。
冷凍うどんをベースにしつつ、たまにお米、たまにパスタというサイクルにするだけでも、かなりの節約になりますよ。
【まとめ】主食の使い分けで、無理せず食費カット
お米の値上がりをきっかけに、改めて主食のコスパを見直してみましたが、いかがでしたか?
それぞれに特徴がある中で、やっぱり大事なのは「ひとつに偏らず、うまく使い分けること」だと思います。
筆者のおすすめ主食ローテーション例
- 平日のお昼:パスタ or 冷凍うどん(調理がラク!)
- 平日夜:白ごはん(炊きたてを冷凍して使い回し)
- 休日:パンで軽めの朝食+昼は麺で時短
こんなふうに、「食費を抑えたいけど、しっかり食べたい」人には、節約しつつ無理なく続けられるバランスが大切。
しかも、うまく使い分ければ1ヶ月の食費を2,000〜3,000円以上カットすることも可能。
筆者自身も、意識してから食費がグッと安定しました。
さらに家族は米好き。
私はパン、麺好き。
と、好みが分かれているので、自分自身が「節約=我慢」でパン、麺を食べるのではなく、ここぞとばかりに「お米は値段高いから…w」と家族に言い訳しながら、自分は好きなパン、麺を食べれる幸せがあります♪
「節約=我慢」の意識ではなく、ちょっとした視点の切り替えや買い方・保存の工夫で、無理なく支出を減らすことができるんですよね。
ぜひあなたも、主食の見直しから“賢い食費管理”を始めてみませんか?